【高1】文理選択の決め方

高校生|大学受験

岩手大学などの地方国立大学以上のレベルの大学を目指す高1に向けて、文理選択の考え方について書いています。

将来の職業が決まっているのは、2割くらいの生徒だけで、8割くらいの生徒は明確に決まっているわけではないので、無理して今すぐになりたい職業を一つに絞る必要はない。

効率を考えれば、なりたい職業から逆算して勉強するのがいいのですが、必ず計画通りうまくいくとは限らない。
たとえ高校生の段階でなりたい職業を決めていたとしても、社会に出てみると思ったのと違ったということはよくあることです。
したがって、今現在どんな教科、どんな分野に興味があるかで文系か理系を決めるのがベスト。

では、どうやって決めるのかというと、単純に好きか嫌いかで決めます。
主要教科の国数英の中で、一番好きな教科を選んでみてください。
そして、一番好きな教科が国語か英語だったら文系、数学だったら理系とする。
特に若い時は興味や関心はすぐに移り変わってしまうことが多いので、その時点で最良の選択をすると考えるのが現実的だと思います。
そういう意味では好き嫌いで決めるのも納得できるのではないでしょうか。

将来なりたい職業も分からないし、行きたい大学もないという高校生は、大学卒業後の選択肢を増やすという意味で、できるだけレベルの高い大学(岩手大より高いい大学)に進学して後に、大学で勉強しながら自分のやりたいことを見つけても大丈夫です。

なぜかというと、レベルの高い大学に合格できる学力がある時点で、ある程度の仕事は十分にこなす力量はあるとみなされるからです(実際の仕事で使える人材かどうかは学力だけでは判断できないところもあるが…)。

決めたら、あとは黙って志望校合格を目指して勉強していきましょう!

本来は難関大を目指す生徒にとって文系理系に分ける必要なく、むしろ全科目勉強すべきであると思います。
ちなみに、今回の学習指導要領の改訂により、高校ではいくつかの科目を合わせた合科目や総合科目が新設される予定です。将来的には、文系理系という区別がなくなるかもしれませんね。

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