暗記をもっと効果的に行うには?

中学生|高校受験

5月と6月は中学生や高校生は定期テストの時期になりますね。

テスト勉強では暗記は欠かせないものですが、暗記をもっと効果的に行うために知っておいてほしいことがあります。

暗記は、機械的記憶の仕方と同じで、ただ暗唱して記憶する仕方を意味します。これは、10歳ごろまでの子どもが得意とする記憶の仕方です。

一方、成人の記憶はすでにもっている知識の枠組みを利用することが多く、機械的記憶より論理的記憶を得意とします。

また、論理的記憶の他に図式的記憶の仕方もあり、それは図や表、記号を使って図式化して記憶したり、たとえやイメージに置き換えて記憶する仕方です。

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【Kirei Style】この3つの方法を覚えると、記憶するときに便利「機械」「図式」「論理」

この3つの方法を覚えると、記憶するときに便利「機械」「図式」「論理」-キレイスタイルニュース
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中学生は、年齢的にちょうど機械的記憶と論理的記憶の移行期間に当たっていて、中1の頃は、機械的暗記でもテストで比較的良い点数が取れます。

しかし、中2や中3になると良い点数が取れなくなる時期が来ることがあります。

学ぶ内容が難しくなったり、中だるみで勉強時間が短くなったりするのが主な原因と考えられますが、機械的記憶に頼る勉強の仕方が原因の一つであるかもしれません。

したがって、個人差はあると思いますが、中学校に上がる前後の時期(中1)には、小学生のときの勉強の仕方を大人仕様(図式的記憶や論理的記憶)の仕方に作り直していくことが必要になってきます。

もちろん高校生にもなれば論理的記憶が優位になっているので、機械的記憶に頼った勉強法ではすぐに行き詰まってしまいます。

だから、図形的暗記や論理的暗記が優位な中学生や高校生に対して「とにかく繰り返して暗記しなさい」という勉強は効果的ではないということが分かると思います。

もちろん、直前に暗記すればテストの点数は少しは上がるでしょう。

「でも、それでいいんですか?」と言いたい。

付け焼き刃の勉強をして覚えたことはすぐに忘れてしまう。

成績を上げることや成績上位生になること、ましてや本物の学力は身につけることは難しいですね。

入試が近づいても成績がなかなか上がらなくて、親子げんかに発展するなんて事態は避けたいものです。

本来、勉強することによって知識が増えていくのは単純に楽しいものです。

また、知っている知識が豊富にあれば、新しい知識との接点が増えるので理解がスムーズにできます。

できれば普段の勉強の中で知識を自然に覚えてしまうのが理想ですね。

最後に、論理的記憶の暗記について具体的なポイントをお伝えしておきます。

▶︎最初は大枠を捉えてから次第に細部を理解していく

ジグソーパズルは、絵柄全体を見ながら、手に持っているピースがどこに当てはまるかを探しますよね。

それと同じように、まずはテスト範囲表を見て、出題される内容の全体像を把握することが大切です。

教科書の単元名や見出し、重要語句、基本例文などを1枚の紙に箇条書きにしておきましょう。

次に、全体のどの部分を勉強しているかを常に意識しつつ、細部の事柄を覚えていきます。

重要語句や基本事項などを中心に据えて、それらと関連付けて、細かい事柄を覚えていきます。

どこまで細かくやるかはテストの目標点やテストまでの残り時間を考えて決めるといいです。

▶︎繰り返しの回数や間隔を調整する

教科書を何回読むか、問題集を何回やるか、繰り返しの回数を決めておきます。

また、同じ日に同じ内容を繰り返すのではなく、2〜3日おいてから復習するとより効果的に覚えられます。

繰り返しの回数や間隔は個人差があるので、自分に合うように調整してください。

【お知らせ】
中間テスト特訓(中学生)は5月14日(土)から開始開始予定
期末テスト特訓(中学生)は5月28日(土)から受講開始予定
定期考査対策(高校生)は5月21日(土)から受講開始予定
*近日中に募集に関する案内をお知らせしますので、もう少しお待ちください。

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