【独自分析】2020年3月岩手県公立高校入試 結果分析
2020岩手県公立高校入試 理科
塾長
2020年3月岩手県公立高校入試における理科の総評です。
前年度に出題された思考力問題が減ったことが、平均点が大きく上昇した要因であると考えられる。基本問題や典型的な問題が大部分を占めていたので、比較的解きやすかったと思われる。
<特徴的なこと>
・計算問題が昨年より2つ増えて、出題数は5問となった
・記述問題が昨年より1つ増えて、出題数は5問となった
・物理、化学、生物、地学の分野ごとの配点はそれぞれ25点で変化なし
2020岩手県公立高校入試 社会
塾長
2020年3月岩手県公立高校入試における社会の総評です。
全体の問題数が2問減り、記述問題が1問減ったことが、平均点が上がった要因であると考えられる。
<特徴的なこと>
・ひとつの設問の中で掲載する資料の数が多くなった(大問4(3)や大問8(3)など)
・公民の配点が27点にまで減った(直近の3年間では最低)
・地理では大陸のおおよその形を描かせる問題が出題された。
【独自予想】2021年3月岩手県公立高校入試 平均点予想
2021年岩手県公立高校入試 理科の予想平均点
予想平均点は?
理科 49〜52点
昨年と同じか3点下がると予想しました
塾長
2020年3月岩手県公立高校入試における理科の展望。
数学同様に平均点の目安が50点前後であることを考えると出題形式や内容に大きな変化はないと思われる。
<特に注意すべき出題傾向>
・2019年の入試に出題された、日時計を使った問題や比較する試料が多い問題など、思考力を試す問題が1〜2問出る可能性がある。
・「適切なものをすべて選ぶ」問題が1題程度出る可能性がある。
・計算問題や記述問題は増えているので対策をしておくとよい。
2021年岩手県公立高校入試 社会の予想平均点
予想平均点は?
社会 60〜63点
昨年と同じか3点下がると予想しました
塾長
2020年3月岩手県公立高校入試における社会の展望。
平均点は他の教科に比べて高いほうですが、点数調整をする可能性は低いので出題形式や内容はあまり変わらないと考えられる。
<特に注意すべき出題傾向>
・公民はどの学校でも授業が速く進むため理解や演習が不足している可能性が高いが、もともと入試の配点は少ないので大きな影響はないと思われる。
・資料が多くなってきているので、地理、歴史、公民とも教科書や資料集などに載っている資料や図版を理解して覚えておくことが必要です。
岩手県公立高校入試 平均点予想のまとめ
2020年の平均点の結果と2021年の予想平均点を表にまとめてみました。
2020平均点 | 2021予想平均点 | 昨年との差 | |
国語 | 70(70.1) | 60〜64 | -10〜-6 |
数学 | 53(53.0) | 49〜53 | -4〜0 |
英語 | 53(53.1) | 50〜53 | -3〜0 |
理科 | 52(51.7) | 49〜52 | -3〜0 |
社会 | 63(63.1) | 60〜63 | -3〜0 |
合計 | 291(291.1) | 268〜285 | -23〜-6 |
全体的に平均点が下がる予想となりました。
国語の平均点が下がるのはほぼ確実ですが、その他の教科については大きな変化はないと予想しました。
予想平均点については、あくまでも予想ですので、その通りになるとは限りません。
もちろんいい加減に予想しているわけでもなく、できるだけ受験生の役に立てればと思っています。
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