中学生|高校受験

2022年3月岩手県公立高校入試分析(速報版)

2022年3月8日(火)に実施された岩手県公立高校入試を分析し、平均点及び合格ボーダーラインについて予想しました。

2022.3.17追記
3月16日(水)に2022年度岩手県公立高校入試の合格発表がありました。

今回は速報版としてお送りします。教科別分析等を含む詳細版は順次更新していく予定です。

教科別問題分析

2022年岩手県公立高校入試を教科別に分析しました。今回は、出題形式や難易度の変化や特徴的な問題について説明していきます。

国語

▶︎出題形式
・大問の構成や文章の種類は変わっているが、出題内容や形式にはほとんど変化はなし。
・昨年と比べて語句や文の抜き出し問題が減っている。

▶︎特徴的な問題
大問3(3) 俳句の内容を絵で示す、意味を明確にする助詞を選ぶなど、出題に工夫が見られた。

▶︎問題の難易度
・国語の難易度は、記述問題、文章の文体や内容、抜き出し問題によると考えられる。
・記述問題が増加し、現代文は読みにくい文章であったが、抜き出しは減少したことを考えると、難易度に変化なし。

数学

▶︎出題形式
・大問9や大問10のように実用的な題材を使った問題が定番化した。
・典型的な基本問題と読解力・思考力を要する問題がバランスよく出題されている。 

▶︎特徴的な問題
大問4(3)平行四辺形になるための条件や大問9(1)グラフの表す意味など、数学的な見方を問う問題があった。

▶︎問題の難易度
問題の意図を読み取るのに時間がかかる問題はあったが、全体的には基本問題が多く、昨年より易化した。

社会

▶︎出題形式
・地理、歴史、公民がバランスよく出題されている。
・問題文より資料の占める割合が多い。

▶︎特徴的な問題
大問2(2)や大問5(4)の記述問題は、資料を適切に読み取れるかがポイントになる。

▶︎問題の難易度
記述問題が1問増えたが、簡単な問題も多かったので、難易度に変化なし。

英語

▶︎出題形式
・英語の力をさまざまな形で問う問題がバランスよく配置されている。
・英文の単語レベルや取り上げている文章の傾向は変わっていない。 

▶︎特徴的な問題
・大問6の会話文がチャットの形式になった。

▶︎問題の難易度
大問10の英作文の指定語数が増加したり、大問5や大問9で高校から移行した文法が出題されたが、全体的には難易度の変化はなし。

理科

▶︎出題形式
・会話文や資料、実験などが増えてきている。
*一見難しく見えますが、丁寧に読めば基本的な問題が多い。
・4分野からバランスよく出題されている。 

▶︎特徴的な問題
大問4は結構長い会話文による出題でしたが、順に読んで問題を解く形式であった。

▶︎問題の難易度
計算問題が昨年より増えた(計算自体は難しくない)ことから、全体的にはやや難化した。

2022平均点予想

平均点予想は、あくまで滝沢進学塾独自の予想ですので、参考値として考えてもらえればと思います。

昨年と今年の問題の比較から平均点を予想しました。各教科で変動はありますが、平均点は昨年とほぼ同じか、わずかに上がりそうです。

国語 62〜66点 変化なし

数学 53〜57点 易化

社会 58〜62点 変化なし

英語 55〜59点 変化なし

理科 52〜56点 やや難化

5教科 286〜294点 変化なし

(参考)下の表は2019年〜2021年の岩手県公立高校入試の合格者平均点です。岩手県教育委員会から発表された公式の平均点です(例年3月末に発表)。

2019年〜2021年岩手県公立高校入試 合格者平均点

2022合格ボーダーライン予想

高校入試の問題分析や平均点予想から2022年3月8日岩手県公立高校入試の合格ボーダーラインはどうなるのか?

平均点予想では昨年並みとなりそうですが、数学の平均点が上がると、盛岡一高や盛岡三高の受験者平均点はもう少し高くなりそうです。

それを考慮すると、ボーダーラインは盛岡一高で800点、盛岡三高で770点になるかもしれません。

(参考)下の表は滝沢進学塾が2022年2月に独自予想した岩手県公立高校入試の合格ボーダーラインです。今年の志願者倍率を考慮した数値に調整しています。

この記事を書いた人
滝沢進学塾

歳弘 明(としひろ あきら)
滝沢進学塾塾長(指導歴20年)
岩手県出身/盛岡一高卒/北海道大学農学部卒
勉強や受験で困ったときの強い味方。指導対象は小学生、中学生、高校生。塾長が学年や教科を横断的、総合的に指導するのが特徴。

記事へのコメントをどうぞ