数学を苦手としている文系の高校生に向けた「文系数学を立て直すためのポイント」について話をしていきます。
文系だから数学が苦手と感じている高校生は多いと思います。
しかし、文系と言っても数学の基礎くらいは習得してほしいですね。
苦手と言っても人によって、さまざまな苦手のレベルがあると思うので、最初に自分はどのくらい数学を苦手としているかを確認してください。
・教科書の問題が解けない
・教科書傍用問題集が解けない
・市販の基礎問題集が解けない
次に、高校の授業、課題がどのくらいできているかを確認してください。
・教科書を読んでもよく分からない
・課題の問題を半分以上解くことができない
上記のいずれかに当てはまる高校生は、文系数学を立て直すポイントをもとに実践してみてください。
◆学校の課題のやり方を変える
数学が苦手であるにも関わらず、真面目にすべての問題を解こうとしていませんか?
基本が理解できていないのに問題を解くことはできないし、時間ばかりかかって疲れ果てるだけです。
その状態では、さらに数学が苦手になってしまいます。
そのために、課題を始める前に次のことをやってください。
①自力で解ける問題と自力で解けない問題を区別します
②自力で解ける問題を解きます。
③自力で解けない問題は解く前に解答や解説を見ます。
そして、解答や解説で解き方を覚えたら、見ないで解きます。
できるだけ短時間で課題を終えることと解説は見たが自力で解けそうだという感覚を持つことによって、数学に対する精神的負担を減らすことです。
また、分からないところがあったら、すぐに先生や友だちに聞いたりしてもいいです。
◆教科書を上手に利用する
高校(進学校)の数学は文系でも授業のスピードが速く、生徒に予習をさせ、授業では大事なところだけを解説し、残りは課題として取り組ませていることが多いです。
そのため、教科書を理解することや問題集を解くことを行い、定着させるための復習などはすべて生徒自身が行わなければなりません。
そのため、授業についていくために教科書を上手に利用することが大事になります。
教科書は順を追って丁寧に解説しているだけでなく、図表やグラフなど視覚的にも理解しやすくなっています。
数学の苦手な生徒の特徴として、定義や定理、図表、用語の意味を面倒臭がって理解しようとしなかったり、ノートに問題を解かずにできたつもりになっています。
教科書の内容をよく読んで、どんなことが書いてあるかを理解できるまで何度でも繰り返すことしてほしいのです。
参考書では、暗記するために要点だけしか書いていないものがほとんどです。
これをいくら覚えても根本の理解ができていなければ、基本問題ができても応用問題はお手上げです。
結局、受験時期に教科書から復習し直すはめになってしまうのです。
まだ教科書から復習しようという高校生はいいほうで、ひたすら問題を解いて解法を覚えることだけでは模試の成績を上げることは難しいと思います。
数学は基礎から積み上げていく教科なので、教科書を理解し、教科書の例題や問題が解けるようになることが成績を上げる近道になります。
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