中学入試や高校入試、大学入試が迫ってきている新小6、新中3、新高3の生徒に知っておいてほしいにようです。
最初のテストで成績が同じ生徒AさんとBさんがいたとします。
その後のテストの成績の推移は以下のようになりました。
どちらの生徒も同じ成績からスタートしましたが、最後は大きな差になりました。
ある時点からテストの成績の差が大きくなった理由はなにか?
いっしょに考えてみましょう。
Aさんはテスト①の結果を反省して、勉強時間や勉強量を増やしました。
Bさんはとくに勉強の仕方を変えることはしませんでした。
その結果がテスト②です。少し差がでました。
Aさんはテスト②の結果がよかったので、同じやり方で勉強を続けました。
Bさんはいつもと同じように勉強しています。
その結果がテスト③です。
テストの内容は少し難しかったので、
Aさんはテストの点数が下がってしまいました。
そこで、Aさんは時間を有効に使うためにタイマーを使ったり、暗記ものは寝る前に取り組んだりして、勉強の仕方を改善しました。
一方、Bさんはいい点数を取ることができたので、このままで大丈夫だと感じていました。
その結果がテスト④です。
Aさんは点数はほとんど変わらず、悔しい結果になりました。
主な原因は、苦手な教科に時間を取りすぎたことです。
それに加えて、新しい勉強の仕方に慣れるまでに時間がかかったことです。
Aさんはこれらの課題を改善して勉強を続けました(必ずテストの点数は上がると信じて…)。
Bさんはテストの点数が大きく下がりましたが、たまたま結果が悪かっただけで、テスト前に頑張って勉強すれば大丈夫と思っていました。
いよいよテスト⑤です。
Aさんは、これまでの勉強の成果を発揮して、これまでの最高の成績を残すことができました。
しかし、Bさんはテスト前だけの勉強ではテストの点数が取れない状態になってしまいました。
ここで言いたいのは、もし点数が下がっても、あきらめるのではなく、その原因を見つけて適切に対処すれば、テストの点数は上げられるということです。
大丈夫だと思う気持ちは必要ですが、大丈夫と思うだけで勉強姿勢や勉強方法を改善しないでいると、いつの間にか他の生徒に追い抜かれてしまいます。
常に高みを目指す姿勢を保ち続けることは受験に勝つための秘訣の一つです。
滝沢進学塾の受験指導では、入試のときに学力のピークが来るように、途中で成績が下がっても気にせず(表面上は…)、やるべきことを着実にやり切ることを心がけています。
また、ギリギリで合格するのではなく、余裕で合格できるように、目標は高めに設定しています。
そのおかげか分かりませんが、滝沢進学塾に通う生徒は、Aさんのような成績の伸び方をすることが多いです。
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