滝沢進学塾で実施する「学力診断テスト」(小4〜中3)のテスト直しの仕方についてお話します。
テスト実施後は、滝沢進学塾で採点を行いますので、答案は塾内に保存しておきます。
成績表が届くまで早くて1週間くらいかかるので、それまでにテスト直しを行います。
まずは、テストが終了し、採点終了後に行うことは以下の3つ。
- 時間が足りなくて解けなかった問題は、再度、時間設定をして生徒に解かせます。
- 国語や英語の文章問題は、再度、時間設定をして生徒に解かせます。
- 間違った問題や無回答の問題に×印や△印などをつけておきます。
次は、テストに付属している「実力強化問題集」に取り組ませます。
「実力強化問題集」は、テストよりは易しい類題で構成されているので、基本をしっかり復習することができます。
さらに、採点した結果、正答率が低い教科や単元をいくつか選択して復習させます。
教科書を確認させたり、塾のテキストで問題を解かせます。
復習する単元の数は、どのくらい時間を割けるかによって適宜調整します。
最後に、学力診断テストで間違った問題や無回答の問題を再度生徒に解かせます。
そして、2回目でも正解できなかった問題は解答解説を読んで確認してもらいます。
それでも理解できない問題は先生が生徒に解説します。
これを5教科すべて行うと結構な時間を使います。
80点以上取れるような生徒であれば1週間で終わるのでいいのですが、80点以下の生徒は何週間もかかってしまいます。
ですから、重要単元だけを抽出して復習させます。
数学や理科、社会は単元が分かりやすいので、単元の抽出は楽なのですが、
国語は漢字や文法、表現技法など、英語は単語や文法などの知識系の問題を中心に復習させます。
ただし、国語や英語の文章問題は指導の中で解説しています。
このように、通塾生に対してテストの復習を行なっています。
テストの年間実施予定は、小学生と中1、中2は4月、8月、10月、1月の4回、中3は4月、8月、9月、10月、11月、1月の6回となっています。
テストを継続して受験することで、学力の客観的な評価や指導の改善に役立ちます。
また、普段の勉強の成果が出ると、生徒たちの学習意欲が向上したり、逆に、良い結果が出なかった時も次のテストに向けて頑張る意欲を高めるのに役立っています。
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