【中学校英語】新教科書への移行、大丈夫ですか？

今回の記事は「SUNSHINE」の教科書（開隆堂）を使っている中学2年生と中学3年生に向けた内容です。

塾生からの情報によると、中学2年生と中学3年生は前学年の教科書から新しい教科書に変わる際に移行措置で学習するはずの英文法が中学校では十分に教えられていないようです。

もちろん他の中学校ではきちんと教えている学校もあるとは思いますが、
今年度に限っては新しい教科書の内容をこなすだけでも大変そうです。
したがって、移行措置の英文法については十分な指導ができない可能性が高いです。

参考として、中学英語の教科書「SUNSHINE」の移行措置として学習すべき文法事項をあげておきます。

中学2年生

• be動詞の過去形（was,were）
• 過去進行形（was,were＋動詞ing）
• There is 構文

中学3年生

• 現在完了形（have＋過去分詞）
• 現在完了進行形（have been 動詞ing）
• 疑問詞＋to＋動詞の原形

もし、これらの文法事項を中学校で習った記憶がないという人は早急に勉強することをオススメします。

中学3年生の現在完了形は比較的重要な文法であり、多くの生徒が混乱しやすい文法事項でもある。

「have」にはいくつかの機能・役割がある。
ふつうは一般動詞として「持っている」という意味で用いる。
現在完了形は、have(has)＋動詞の過去分詞の形で、「have」は一般動詞ではなく、助動詞として用いられている。
したがって、疑問文ではhaveを主語の前におき、否定文ではhaven’tに変える。

それで、この現在完了形を勉強すると、一般動詞としてのhaveが出てきた時に、疑問文では、doを主語の前におくところを、haveを前に置いたり、haven’tにしてしまう生徒が続出します。

また、haveではなく、「過去分詞」のほうに注目すると、
現在完了形を習う前には、受動態を勉強することになっている。
受動態は、be動詞＋過去分詞の形で使う。
ここでも混乱する生徒が続出します。

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このように、生徒を混乱させる要因がいくつもあるので、きちんと理解させ、練習を繰り返して定着させることが重要なのです。

特に、成績上位を目指す生徒は習っていないという言い訳は通用しないので、早い時期に勉強しておきましょう。

滝沢進学塾では、移行措置の英文法を自分一人では学習できる自信がない生徒のために、中学英文法講座を開講します。

【中学英文法講座 実施要項】
対象：滝沢市、盛岡市の中学2年生と中学3年生
日程：5月10日(月)〜5月23日(日) 15:00〜22:00
指導時間：上記日程のうち120分×3回(6時間)を自由に選んでください
指導形態：個別指導＋演習指導
受講費：11,000円(税込)
講座内容：移行措置として学習すべき英文法を指導します

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