2022年度岩手県公立高校入試情報、志願者倍率(調整前)、平均点、合格ボーダーライン予想をご覧ください。
2022.3.17追記
2022年度岩手県公立高校入試の合格が発表されました。
2022.2.24追記
2022年度岩手県公立高校入試の志願者倍率(調整後)が発表されました。
2022年度【調整前】志願者倍率
2022年度岩手県公立高校入試の志願者倍率は県全体で0.85%と低い状況が年々ひどくなっています。しかし、その中で特に盛岡学区の進学校は倍率が1.3以上と高い状況となりました。(志願者倍率の状況については、改めてブログに書きたいと思います)
2月21日(月)までに志願先変更が認められ、2月22日(火)に調整後の志願者倍率が出ます。これが最終倍率となります。
どのくらいの人数が志望校の変更をするのか気になると思いますので、過去5年間の志願者倍率の変動をグラフにまとめました。
2017〜2021志願者倍率の変動(調整前→調整後)
2022年の盛岡一高の倍率(調整前)は1.37となり、近年ではもっとも高い倍率になりました。しかし、盛岡一高を受験する生徒は不合格を覚悟で受験する傾向が高いので、人数の変動は5〜6人程度になりそうです。
2022年の盛岡三高の倍率(調整前)は1.37となり、2020年に近い近い倍率になっています。昨年より大幅に倍率が高くなったので、志望先を変更する生徒は10〜15人程度になりそうです。
2022年の盛岡四高の倍率(調整前)は1.46となり、2019年の次に高い倍率になっています。昨年より倍率が高くなったので、志望先を変更する生徒は10〜15人程度になりそうです。
2022年の盛岡北高の倍率(調整前)は1.34となり、2020年と同様に高い倍率になっています。盛岡北高だけは上の3つの高校と異なった傾向があって、志願者数は多くなっています。
それは北高から別の高校へ変更する生徒がいる一方、他の高校から北高に変更する生徒も多いからではないかと考えています。
ですので、志願者倍率はほとんど変化せず、逆に少し増えるかもしれません。
2017〜2021合格者平均点
5教科の平均点は2020年と2021年で大きく上昇しました。全体的に難易度は下がっているので、得点は取りやすくなっているので、280〜290点と予想。
そうなると、盛岡一高や盛岡三高では、C選考(入試重視)での逆転合格が起こりやすくなります。また、1点2点のわずかの点数差で合否が決まるので、1問正解できるかが重要になります。
2022年度「平均点」独自予想
各教科の平均点の予想は、以下の通りです。
- 国語…一部に出題傾向の変化があったり、記述問題が増えることで平均点が変動しますが、それでも60点以下になることはないと思うので、62〜65点くらいになる。
- 数学…難易度の差がはっきりしているので、平均点の変動はほとんどないので、50点前後になる。新傾向の問題は少しづつ増えているので注意が必要です。
- 英語…昨年平均点が例年より6点ほど上がったので、少し難しくなって、55点前後になる。出題傾向が変わるとすれば、英文の語数が増えるか、英文の内容が理解しづらいものになる。
- 理科…2019年以降、平均点は大幅に上昇していますが、昨年と同程度で55点前後に落ちつくと思います。数学と同様に問題の難易度がはっきりしているので、上位は計算と記述問題で差がつく。
- 社会…昨年、少し平均点が下がりましたが、60点に近い平均点にはなりそうです。3年生の後半で習う公民の配点が少ないので変動が少ないのではないか。
5教科合計点は、各教科の平均点予想から285点前後となると予想しました。
2022年度「合格ボーダーライン」独自予想
滝沢進学塾による合格ボーダーラインの独自予想です。
志願者倍率が高くなったので、当然合格ボーダーの得点も上がります。また、平均点も下がる気配は見られないので、昨年と比べて盛岡一高や盛岡三高は10〜15点、盛岡四高や盛岡北高は20点前後下がると予想しました。
ボーダーライン付近の生徒は、時間はありませんが、今勉強していることが入試で必ず出題されると思って、目の前の課題に全力で取り組みましょう。そうすれば、合格が少しづつ近づいてくるはずです。ただし、体調にも十分気をつけることも忘れずに。
記事へのコメントをどうぞ
K中 三高 合格者の親です
塾嫌いでZ会のテキストのみで三高に合格いたしました。
こちらのサイトを参考に励ましてやりぬいたので点数開示結果をお知らせいたします。
入試370 内申412
情報提供ありがとうございました。
盛岡三高、合格おめでとうございます!
お子さんが頑張った成果が出てよかったですね。
進学後も勉強を続けて成績上位を目指してほしいです。
得点開示の情報も貴重な資料として活用させていただきます。