高校生|大学受験

新高校1年生へのアドバイス・その2

盛岡一高、盛岡三高、盛岡四高、盛岡北高で学年上位の成績を目指す高校1年生に向けた内容です。

4月からどんなことを意識して勉強すべきかについてアドバイスしていきます。

【その2】自分に合った「勉強の型」を作る

『中学校と高校では勉強のやり方が違う』とよく言われます。

具体的にどこが違うのか?

①難しくなる

②複雑になる

③量が多くなる

この3つに集約されると考えています。

①は中学の内容を土台にして高校の知識を積み上げていくので当然難しくなります。

②はいくつかの知識を関連づけたり、正解にたどり着くまでの手順が複雑になります。

③は圧倒的に勉強する量が増えます。国語、数学、英語だけでも教科書は2倍に増えます。

これらを限られた時間の中で成績を上げなければならないのです。

そのためには、自分なりの勉強の型を作らなくてはなりません。

しかも中学での勉強の仕方では通用しないのは明白です。

①②③を意識せずに高校の勉強についていけなかった多くの高校生が成績不振で苦しんでいるのです。

勉強の基本は大きく変わるものではありませんが、高校からは予習、復習、演習、確認と勉強の工程が増えます。

1学期の勉強では、授業の進み具合や課題の量にどのくらいついていけるのか?

定期考査でどのくらいの点数が取れ、どのくらいの順位になるのか?

そこをしっかり意識して取り組んでいけば、きっと良い結果が出せるはずです。

大事なのは、今の自分の学力や能力に見合った勉強の型を作り上げることです。

予習、復習、演習、確認のそれぞれに対してやり方を工夫して改善を繰り返してください。

そうやって、高校の勉強に乗り遅れないこと、あるいは必死についていくことが成績アップの第一歩です。

この記事を書いた人
滝沢進学塾

歳弘 明(としひろ あきら)
滝沢進学塾塾長(指導歴20年)
岩手県出身/盛岡一高卒/北海道大学農学部卒
勉強や受験で困ったときの強い味方。指導対象は小学生、中学生、高校生。塾長が学年や教科を横断的、総合的に指導するのが特徴。

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