中学生の期末テストの勉強も大詰めですね。
いまだにワークを解き終わっていないのは論外です。
本来であれば、今頃はテスト範囲の問題を2〜3回以上解いて、できなかった問題を復習して、さらに学校のワーク以外の問題集(あるいは塾のテキスト)を解いている状態でなければなりません。
もちろん、そこまでしなくても教科書とワークだけで90点以上は取ることはできる。
しかし、それだけでは実力は身につかない。
同じ勉強時間で、10の量をやるのと50の量をやるのでは、実力の差は歴然です。
でも残念ながら、期末テストでは点数の差はあまりつかない。
テストのレベルや性質を理解せずに、テストの点数が取れたからといって満足してはいけない。
勉強の仕方を見るだけで成績がどのくらいかはだいたい分かります。
しかし、厄介なのは、勉強の仕方があまり良くないのに、予想以上の点数が取れてしまった場合です。
自分は勉強ができるとか、あまり勉強しなくてもテストの点数が取れると勘違いする生徒が出てくる。
そうなると、勉強の仕方や勉強に対する姿勢を見直すチャンスを逃してしまいます。
点数も大事ですが、どのくらいの量の勉強をしたのか、どんなやり方で勉強したのか、勉強に対する姿勢を評価することが大事です。
本当に点数を取りたいなら、勉強の仕方や勉強に対する姿勢を変えていくのが近道だったりします。
訳もわからず暗記させるより、分かるところを確実に得点できるように勉強する。
生徒によって学力や能力、性格などが違うので、勉強の仕方や解かせる問題レベルなどは、その生徒に合わせてカスタマイズしていくべきだと思います。
期末テストまで残り時間は少ないですが、終わっていないワークを惰性でやるよりも、今できているところをもう一度復習して、正解できるようにすることをおすすめします!
記事へのコメントをどうぞ