高校生|大学受験

新高校1年生へのアドバイス・その1

盛岡一高、盛岡三高、盛岡四高、盛岡北高で学年上位の成績を目指す高校1年生に向けた内容です。

4月からどんなことを意識して勉強すべきかについてアドバイスしていきます。

【その1】1学期の定期考査で80点以上を目標にする

『高校1年の1学期の定期考査の成績で3年間の成績が決まる』とよく言われます。

なぜか?

それは高校内での自分の学力の基準が決まるからです。

教科書をはじめとして授業のスピードやレベルは高校によって異なり、また、定期考査も高校ごとに異なります。

定期考査は教科書の内容をどのくらい身につけたかを確認するテストです。

定期考査は中学校の中間テストや期末テストと同じで教科書から出題されることがほとんどです。

(高校によっては初見の問題も出す場合もありますが…)

ですから、普段の勉強をしっかりやっておけば、80点以上を取るのは難しくないはずです。

もしこのくらいの成績を取ることができれば、推薦入試の受験資格を得たり、国立大学の一般入試で合格できる可能性は高くなります。

しかし、実際には80点も取らなくても通知表の評定「5」は取れるので、そこまで勉強する必要がないと考えてしまうようです。

そのため、多くの高校生は80点以上を取るという意識が希薄になり、定期考査の直前に暗記だけでなんとかするので、成績不振に陥ってしまうのです。

一度成績が下がると、上げるのは思った以上に難しいというか、ほとんどの時間を勉強に回す覚悟がなければ、ほぼ無理だと思ってください。

ぜひ、定期考査で学年上位10%、順位で言えば30番以内に入ることを目標にして、それに相応しい勉強をしていきましょう。

そうすれば、勉強に余裕ができるので、部活や習い事、趣味など自分がやりたいことに時間を使うこともできるのです。

まずは、勉強の意識を高めるためにも「1学期の定期考査で全科目80点以上を取る」ことを目標に頑張りましょう!

この記事を書いた人
滝沢進学塾

歳弘 明(としひろ あきら)
滝沢進学塾塾長(指導歴20年)
岩手県出身/盛岡一高卒/北海道大学農学部卒
勉強や受験で困ったときの強い味方。指導対象は小学生、中学生、高校生。塾長が学年や教科を横断的、総合的に指導するのが特徴。

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