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【中学生】中間テストが良くても期末テストで点数を落とす原因

中間テストが良くても期末テストで点数を落とす原因

1つ目の原因は、「慢心」です。

中間テストで良い点数が取れて、勉強に自信を持てるようになったのは問題ありません。

しかし、これでいい気になって、自分はできると思い込んで、普段の勉強が疎かにならないように気をつけましょう。

普段の勉強では量と質を確保しながら、毎日継続することを意識してください。

2つ目の原因は、「教科数の増加」です。

期末テストは、5教科だけでなく、実技教科の勉強があります。

岩手県の公立高校入試では、実技の通知表の結果が内申点として点数化するので、実技の勉強も手を抜くことはできません。

実技を勉強する時間を最初に組み込んでから5教科の計画を立てましょう。思っているほど時間は少ないものです。

3つ目の原因は、「苦手な教科や単元の影響」です。

数学や英語、国語のような積み上げ型の教科において苦手な箇所や理解できない箇所があったりする場合、

また、理科や社会のような単元独立型の教科において一つの単元の途中までがテスト範囲だった場合には、

中間テストの範囲の復習が必要になることがあります。

その必要があるときは、期末テストの勉強に支障が出ないように早めに対策しておきましょう。

4つ目の原因は、「問題の難度アップ」です。

1学期の中間テストに比べて、期末テストは問題の難度が上がる場合があります。

中間テストがウオーミングアップで、期末テストがメインと位置付けているときがあります。

とくに中学1年生では顕著ですが、2年生や3年生も油断せずに勉強をしていきましょう。

このように、中間テストより期末テストは難しくなるので、少し早めにテスト勉強を始めるようにしてください。

『テスト範囲が分からないからテスト勉強ができない!』という生徒がいますが、

成績上位の生徒は、その日に習ったことをその日のうち、あるいはその週のうちにできるようにしています。

テスト勉強をする前に、普段の勉強内容を見直すことが点数アップの第一歩ですよ。

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この記事を書いた人
滝沢進学塾

歳弘 明(としひろ あきら)
滝沢進学塾塾長(指導歴20年)
岩手県出身/盛岡一高卒/北海道大学農学部卒
勉強や受験で困ったときの強い味方。指導対象は小学生、中学生、高校生。塾長が学年や教科を横断的、総合的に指導するのが特徴。

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