岩手県公立高校入試

【2025年度岩手県公立高校入試】「志願者倍率」&「合格ボーダーライン予想」

2025年度岩手県公立高校入試の情報について発信しています。

今回は「志願者倍率」と「合格ボーダーライン」についての内容です。

志願者倍率は、調整前、調整後、確定版を順次掲載していく予定です。

2025年度【調整後】志願者倍率

2025年度岩手県公立高校入試志願者倍率(調整後)

実質志願者数の変動(調整前→調整後)
盛岡一高 324人→303人(21人減) 
盛岡三高 316人→310人(6人減)
盛岡四高 310人→286人(12人減)
盛岡北高 223人→231人(8人増)

2025年度【調整前】志願者倍率

岩手県教育員会より2025年度岩手県公立高校入試の志願者倍率(調整前)が発表されました。

岩手県全体の志願者倍率は0.80%で2024年度と同じでした。

◆2025年度 志願者倍率0.80%
定員8,382人のうち受験者6,702人
(定員と受験者は一般入試と特色入試の合計人数)

◆2024年度 志願者倍率0.80%
定員7,862人のうち志願者6,309人
(定員と受験者は一般入試のみの人数)

盛岡学区の普通科高校で志願者倍率が高かったのは、盛岡四高1.29倍、盛岡一高1.26倍、盛岡三高1.18倍、盛岡北高1.17倍で、進学校へ志願者が集中する傾向が強くなっています。

倍率1.0倍を超えた高校の割合は19.5%(113学科のうち22学科)でした。2024年度18.8%(117学科のうち22学科)より若干増えました。最近では高校入試は選抜としての役割を失いつつあります。

志願先変更は2月20日(木)まで認められ、2月21日(金)に調整後の志願者倍率が発表されます。これが最終倍率(確定倍率)となります。

2025年度岩手県公立高校入試志願者倍率(調整前)

2020〜2024志願者倍率の変動(調整前→調整後)

「どのくらいの生徒が志望校の変更をするのか?」

過去5年間の志願者倍率の変動をグラフにしました。

盛岡一高志願者倍率の変動

2025年の盛岡一高の倍率(調整前)は1.29で昨年より大きく上昇しました。志願者数の変動は10〜15人減と予想します。

盛岡三高志願者倍率の変動

2025年の盛岡三高の倍率(調整前)は1.19で大きく下降しました。志願者数の変動は13〜18人減と予想します。

盛岡四高志願者倍率の変動

2025年の盛岡四高の倍率(調整前)は1.31で昨年より大きく上昇しました。志願者数の変動は3〜8減と予想します。

盛岡北高志願者倍率の変動

2025年の盛岡北高の倍率(調整前)は1.17で昨年より上昇しました。志願者数の変動は3〜8人増と予想します。

注意事項

これらの予想数値は白ゆりテスト追跡調査と独自データ、そして塾長の経験を元に算出していますが、あくまでも予想の域を出ない数字ですので、各自の判断と責任でご活用ください。

合格ボーダーラインの点数は、分かりやすいように、どの高校も内申点500点満点、学力点500点満点に換算して表示しています。

2025年度岩手県公立高校入試合格ボーダー(盛岡一高)

入試得点(学力点)のボーダーは370点、内申点のボーダーは400点と予想します。

学力点:内申点=7:3なので、内申点が低くても学力点が420点を超えれば逆転合格が見込めると思います。

ただし、今年は志願者倍率も高いので、学力点のボーダーは5〜10点ほど上昇する可能性があります。

2025年度岩手県公立高校入試合格ボーダー(盛岡三高)

入試得点(学力点)のボーダーは340点、内申点のボーダーは380点と予想します。

学力点:内申点=7:3なので、内申点が低くても学力点が390点を超えれば逆転合格が見込めると思います。

2025年度岩手県公立高校入試合格ボーダー(盛岡四高)

入試得点(学力点)のボーダーは280点、内申点のボーダーは340点と予想します。

学力点:内申点=6:4になって、昨年よりは学力点が高い方が若干有利になりますが、内申点が高い方が有利なのは変わりません。

今年は志願者倍率が高いので、学力点のボーダーは学力点のボーダーは5〜10点ほど上昇する可能性があります。

内申点が低くても学力点が370点を超えれば逆転合格が見込めると思います。

2025年度岩手県公立高校入試合格ボーダー(盛岡北高)

入試得点(学力点)のボーダーは250点、内申点のボーダーは340点と予想します。

学力点:内申点=5:5なので、内申点が高い方が有利になります。内申点が低くても学力点が330点を超えれば逆転合格が見込めると思います。

入試まで残りわずかな日数しかありませんが、

現在の状況に甘んじることなく、より高いレベルを目指して勉強してください。

入試に出る出ないに関わらず、中学の学習範囲の知識をできるだけ多く習得し、多くの問題を解いて、学力の土台を固めることを意識してください。

入試で高得点を取るメリットは、高校で上位の成績が取れたり、大学受験の勉強を有利にしたり、高校生活に余裕を持てたりすることです。

より高いレベルに自分を引き上げる努力を怠らず勉強に励みましょう!

合格点に足りない人は、とにかく1点でも多く取れるように勉強に取り組むことです。

入試の点数を過度に意識するのではなく、日々の勉強で間違った問題、解けなかった問題、忘れていたことなどを一つ一つ理解し覚えるほうが得点につながります。

また、応用問題や難しい問題を解くよりも基本問題や基本事項を速く確実に正解できることに重点をおいてください。

とにかく最後まであきらめず、1日1日の勉強を大事にしていきましょう!

・目の前の勉強に集中する
 焦りや不安が軽減され、平常心を保てる!

・5教科をバランスよく勉強する
 入試は5教科の合計点で決まる!

・体調管理を徹底する
 入試で最大限の力を発揮する!


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この記事を書いた人
滝沢進学塾

歳弘 明(としひろ あきら)
滝沢進学塾塾長(指導歴20年)
岩手県出身/盛岡一高卒/北海道大学農学部卒
勉強や受験で困ったときの強い味方。指導対象は小学生、中学生、高校生。塾長が学年や教科を横断的、総合的に指導するのが特徴。

記事へのコメントをどうぞ

  1. 盛岡三高の合格圏こんな低くても受かりますか?800/1000点中がボーダーだと思うって言われたんですけどギリギリで、…
    教えてください‍♀️

    • 今回の三高受験者がどの程度入試で得点できたか、あるいは内申点と学力点をどの程度持っているかによってボーダーは変わります。もし受験者の平均点が下がれば、800点より低い点数でも合格できることもあります。また、今年から配点比率が変わったので、多少内申点が低くても学力点が高ければ合格できる可能性はありますが、その逆は厳しいと思います。あとは合格発表を待つしかありません。

      • ありがとうございます
        確実ではありませんが、806〜810の間で本当に心配でしたが少し安心して残りの学校生活を謳歌できそうです!内申点が本当に低く本番で巻き返したタイプなので。…7対3に変わったから全体の合格圏が下がることを願っています!