中学生|高校受験勉強の要点

新中1に向けたアドバイス

公立中学校で成績上位、学年の30%以内(学年200人では60位以内)を目指す新中1へのアドバイスをしたいと思います。

新中1の4月は学校の授業時間が少なく進み方もゆっくりで宿題もあまり多くありません。

部活も始まらないので、この時期の生徒たちは時間を持て余しているようです。

「中学校に入ったばかりだから、そんなに勉強しなくてもいい」という人もいるかもしれません。

しかし、勉強が得意でない生徒が中学校で上位の成績を取るためには、他の人より早めに勉強を始めた方がいいです。

勉強ができない理由を考えるより勉強ができるように何をすべきかを考えましょう。

そして、今の自分を変えていこうと決意することです。

30分しか勉強してなかった人は、60分勉強するようにすればいい。

苦手な教科や単元があれば、今すぐ教科書から復習すればいい。

勉強のやり方が分からなかったら、YouTubeで調べたらいい。

勉強ができるようになりたいと思うなら、まずは何でもいいからやってみることです。

初めから頭がいい人なんていません(天才はいるとは思いますが)。

毎日少しずつ勉強を積み重ねてきた結果として頭が良い状態になっているだけなのです。

毎日の積み重ねが習慣の力です。

それは、小さなエネルギーで大きな効果を出せるものです。

だから成績の良い生徒ほどテスト前でもあまり勉強してないように見えるのです。

話がそれてしまったのでもとに戻します。

勉強の型(スタイル)をつくるために、まずは勉強する時間を決めてスケジュールを組みましょう。

目安は平日2時間、土日4時間です。

学校の授業が本格化して部活が始まっても、このスケジュールでいけるように、今のうちに部活を選んだり、習い事を調整しておきましょう。

学校の授業進度についていき、テストの成績で上位を維持できれば、盛岡一高や盛岡三高に進学できる可能性が高まります。

くれぐれも部活第一とか、習い事第一に考えないようにした方がいいです。

高校入試で有利になるのは推薦入試だけであって、スポーツや芸術の才能があってしかも勉強ができる生徒が合格できるのです。

だから勉強が得意でない生徒は勉強を最優先で考えないと成績が悲惨になってしまいます。

それであれば毎日勉強を続けて盛岡一高や盛岡三高の授業についていけるくらいの学力をつける方が賢い選択であると言えます。

次に、できる範囲で予習に取り組みましょう。

比較的予習しやすいのは、数学と英語です。

教科書ガイドを購入すれば、一人でも予習がしやすいです。

予習では、どんなことを習うのかが分かればいいので、難しいところや分からないところにあまり時間をかけないよう注意してください。

あとで学校の授業でも習うので、その時にしっかり授業で理解できれば大丈夫です。

数学では、予習する中で小学校の範囲ができていないところがあったら、すぐに復習しておくことが大切です。

また、できたところとできないところが分かるように印をつけておくといいですね。

英語は教科書のQRコードから音声を聞いて、教科書ガイドで英語の発音や意味を確認してください。

そして、英語が音声と同じスピードで読めて、綴りも書けるように練習してください。

もちろん数学や英語以外の教科も教科書とワーク、問題集を使って予習しても構いません。

自分で決めてやる。

やると決めたら徹底してやる。

そうした姿勢で勉強を続ければ、自然と成績が良くなるはずです。

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この記事を書いた人
滝沢進学塾

歳弘 明(としひろ あきら)
滝沢進学塾塾長(指導歴20年)
岩手県出身/盛岡一高卒/北海道大学農学部卒
勉強や受験で困ったときの強い味方。指導対象は小学生、中学生、高校生。塾長が学年や教科を横断的、総合的に指導するのが特徴。

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