現在の岩手県の入試制度では入試得点500点と内申点440点の合計点で合否が決まります。
(面接等の点数60点の影響は大きくないので考慮していません)
内申点の比重が高いということが分かりますね。
盛岡一高の受験者の中で入試得点が高くても、内申点が低ければ合格を勝ち取ることはできません。
したがって、合格するための最低条件は内申点が合格圏内の点数に達しているかどうかです。
盛岡一高の内申点は400(約90%の得点率)以上が一つの目安になります。
9教科のうち4教科くらいが「5」で残りが「4」という感じです。
もし、オール4の場合は内申点が352点になるので、盛岡一高合格を狙うなら入試得点450点以上は取らなければなりません。
この点数で合格するのはなかなか厳しいですが、可能性はあります。
5教科は基本的に定期テストで90点以上取れば「5」になりますが、実技教科は、テストの点数より授業での評価の方が比重が高いので授業中のアピールが大事になります。
当たり前のことですが、中学1年生からコツコツと内申点を積み上げていくことが大事になるのです。
ですから、盛岡一高進学を目指している中学1年生や中学2年生は、最低でも通知表の評定平均を「4」以上にできるよう普段から勉強をしてください。
厳しいことをいうと、生徒自身の勉強だけで通知表の評定が「4」以上取れないようでは盛岡一高を受験するのは難しいと思ってください。
それでは、中3の夏以降の受験勉強で逆転合格を目指す場合はどうか。
中学2年生までの内申点は変えられないので、足りない分の点数を挽回しなければなりません。
例えば、中学3年生の1学期から勉強を頑張ったとして、
中学2年生までの内申点の評定平均が「4」の場合、5教科を「5」にして、実技4教科が「4」のままでも、352→372(20点アップ)になります。さらに実技の評定が一つ上がれば6点の加算になります。
そうして内申点を1点でも高くしておくことが大事になります。
1学期と2学期の内申点を1点でも上げておくことを最優先にして勉強してください。
それに加えて、入試得点で450点以上(最低でも400点以上)取るための勉強を今すぐに始めてください。
どんな状況でも何とかする方法を見つけ、とにかく勉強に対して前向きに取り組む姿勢が、子どもを大きく成長させてくれるはずです。
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