2021年度の大学進学率は58.9%と年々増加しています。(ただし、少子化のため大学進学者数は減少している。)
そのうち、16.5%が国立大学、5.4%が公立大学、78.1%が私立大学に進学しています。
(参考)統計情報リサーチ「大学進学率の推移」
つまり、大学受験生のうち約8割が私立大学に進学しているのです。
それに対して、国立大学に合格するのはそう簡単ではないことが想像できるはずです。
しかし、地方の進学校に通う高校生は、この事実を知らないのではないでしょうか?
なぜなら、「志望校はどこか?」と尋ねると、親子揃って「どこかの国公立大学へ行きたい」と答えるからです。
しかも、国立の〇〇大学と具体的な大学名ではなく、どこの国立大学でもいいような感じです。
大学受験に対して十分な認識がないためなのか、高校のゆる〜い勉強でもなんとなく大丈夫と感じてしまうのかもしれません。
だから、高3の夏頃になって大慌てで勉強するが、サボっていた分を取り戻すだけで精一杯で、国立大学に合格できる学力には遠く及ばず、仕方なく私立大学に進学することになるのです。
一般入試で現役合格、しかも難関国立大学に合格するともなれば、小学校から勉強している中高一貫校の生徒に負けないくらいの学力と努力が必要になるのです。
勉強時間を考えても、学校の授業に加えて、平日4〜5時間勉強して追いつけるかどうかという差です。
だから、遅くても高1の4月、できれば中3の8月には、大学受験についての正しい知識の習得が必要だと感じます。
「本気で国立大学を目指す覚悟があるのか?」
それをいま一度考え直してみてください。
そこから合格するための具体的な受験対策が始まるのです。
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