高校生|大学受験

【大学受験生へ】2023共通テストに向けて

あともう少しで共通テストですね。

最後の最後まであきらめずに勉強を続けてください。

不安や焦りなど、いろんな気持ちが入り混じっていて勉強に集中できないという人もいるでしょう。

これまで頑張ってきた分、共通テスト本番では普段以上の実力を発揮して、ぜひ良い結果を出してほしい。

そのために、いま出来ることについてアドバイスしたいと思います。

まずは、いつも通りの生活を続けること。

テスト前だからといっていつもと違う特別なことをするのは、

逆に生活リズムを崩すだけでなく余計なストレスになります。

テスト前日でも早く寝る必要もないし、いつも通りでいきましょう。

次に、当日の自分をイメージしたり、シミュレーションしたりすること。

これは自分の頭の中にもう一人の自分をつくることで、冷静に自分を見ることができる。

テストでいい結果を出すには、いかに普段の精神状態に戻せるかが大事です。

変なミスをしたり、解答に迷ったり、時間配分を間違えたりと、小さな失敗はあるはずです。

そういうことを事前に想定しておく。そして、具体的にどう対処するかまでシミュレーションしておきましょう。

いいイメージだけでは、本番に想定外のことがあった時に慌ててしまいます。

もう一つ気持ちを落ち着かせるための方法は、テストの途中でも焦りが出てきたら、強制的に手を止めて目をつぶることです。

目をつぶって、10数えます。

他のことは考えず、1、2、3、…と数を数えることに集中します。

目を開けたら、ひと呼吸おいて問題に取り組んでみてください。

本番でいきなりやるのはリスクがあるので、普段の勉強の際に試しておくといいです。

テストまでの勉強の仕方についてです。

できれば新しい問題に取り組むよりこれまで勉強してきたことを復習する方に時間かけることをお勧めします。

ただし、新しい問題をやる時は、大問ごとに区切って時間を計って解いてください。

全問を一気に解くと集中力が削られてその後の勉強に支障が出るからです。

復習する時は、どういうところで間違ったのか、どこに注目したら正解できるかを考えましょう。

そうすることで、テスト本番で思い出しやすくなります。

テスト本番では、最初に思いついた解答は変えないこと。

集中している時は、結構直感が当たることが多いのです。

何も考えずとも直感で解答した問題は、間違っているという確信がない限り直さない方がいいです。

最後に、周りの人を気にしないということです。

周りの人を見ると、自分より頭がいい人ばかりに見えて余計に緊張してしまいます。

大事なのは、周りの人と勝負するのではなく、自分の全力を出し切れるかということです。

多少の失敗はあるのは仕方ないし、後悔しても仕方がない。

「自分は大丈夫」と心の中で励まして、気持ちを切り替えて、もう一度チャレンジすればいい。

結果はあとからついてくるので、共通テスト本番は目の前の問題に集中して、最後まであきらめずに取り組んでほしいです。

この記事を書いた人
滝沢進学塾

歳弘 明(としひろ あきら)
滝沢進学塾塾長(指導歴20年)
岩手県出身/盛岡一高卒/北海道大学農学部卒
勉強や受験で困ったときの強い味方。指導対象は小学生、中学生、高校生。塾長が学年や教科を横断的、総合的に指導するのが特徴。

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