この4つのキーワードで説明していきたいと思います。
①効率的
②マクロとミクロ
③学力レベル
④教養
テスト勉強を効率的に行う
・テスト勉強はできるだけ短期間で行う
これまでテスト勉強に2週間かけていたのなら、10日に短縮できるようにする。
・授業中にできることをしておく
授業中に教科書を読み込む、ワークを復習する、大事なところを覚えるなど、限られた時間にできるだけ多くのことをする。
・一つのことをできるだけ短時間でやる
時間を作り出すには、問題を解く時間などを短くするための工夫をする。
「マクロ」「ミクロ」の視点
・テスト範囲の全体を見渡せる「マクロ」の視点を持つ
テスト範囲表の内容を確認して、どのくらいの分量があるか、どのくらいの時間がかかるか、どの教科から手をつけるかなど、テスト前日までの計画を立てる。
計画はあまり細かく決めない方がよい。それよりも毎日少しずつ計画を修正していった方が勉強しやすい。
・テスト範囲の細かい部分に注目できる「ミクロ」の視点を持つ
教科書のページの本文以外のところや単元の最後の方やワークの解説、資料集など、メインで勉強しないところにも意識的に目を通しておく。
細かいところに目を行き届かせたり、注意を行き渡らせるのは、意識してやらないと身につかないものです。
「学力レベル」を引き上げる
・分かりやすく説明できるようにする
問題に正解するだけで満足せずに、自分で重要語句をどう説明するかを考えるのがよい。
うまく説明するためには教科書を読み返したり、解説を読み込むことにつながる。
・別の問題集やテキストの応用問題にも取り組む
学校のワークをやるだけでは結局覚えてしまい勉強する意味がないので、別の問題集やテキストを解くことかが必要になる。
応用問題を解くことは、いくつかの事柄に関連性を見つけたり、異なった面からの視点を獲得できるなどの利点がある。
「教養」を身につける
・テスト勉強の期間を短縮した分、読書をしたり、興味あることに取り組んで、教養を身につけておくことが、学力向上に寄与するのです。
本物の学力上位生になるために
テスト直前に覚えるだけで何とかするような勉強を続けていては、たとえ良い成績が取れたとしても本物の学力上位生にはなれません。
また期末テストの勉強で四苦八苦しながら450点を取っているようではさらなる学力アップは難しい。
だから自分の実力をできるだけ高いレベルに引き上げて、余裕をもってテスト勉強に取り組めるようになってほしい。
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