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【中学生】中間テストの英語が驚きの平均点!?

先日行われた中学校の中間テストの成績表を見た。

中学2年生の英語の平均点が40点台と低くかったのだ(数学も同様の点数ですが、それについては別に書きます)。

英語の得点分布を見ると、30〜39点の生徒がもっとも多く、

得点が上がるにつれて人数が減っている状態で、

きれいに右肩下がりの分布になっているのに驚いた。

この傾向は中学2年生になってから顕著になっている。

実力テストの英語は得点分布が分散しているが、定期テストの英語は得点が低い生徒が圧倒的に多い。

これはなぜなのだろうか?

教科書が改訂されてからは、定期テストの問題は確かに難しくはなっている。

学校のワークは、さまざまな問題形式があって、定着させる工夫が随所に見られるので、きちんと練習すれば、高得点が取れるはずです。

ただ、問題量が少ないのは以前のワークと変わりないので、ワーク自体ができない理由ではなさそうです。

生徒から話を聞いたり、生徒の学習状況をみる限りでは、

きっちりと教科書の内容を理解するというより、

全体的にあいまいな感じでしか理解できていないからではないか。

今回の文法は比較や不定詞であったが、

文法用語が分からない、

文法のポイントが分からない、

語順が分からない、

そういう状態で英文を覚えるだけになっている。

英文読解では、

単語の意味が分からない、

一文の意味が分からない、

文章全体の内容が分からない、

そういう状態で、なんとなく内容が分かっている程度で済ましている。

最近の英語の授業は、話すこと(コミュニケーション)が中心で、文法の解説に重点が置かれていない。

教科書の内容も文法より英語を聞く話すということに重点がおかれている。

以前の教科書に比べて、文法事項が増え、単語のレベルが上がっているにも関わらず、そこにかける時間がない。

だから、生徒たちは学校の授業とワーク学習だけでは定着できないのではないか。

2学期に入塾した生徒は、学校のワークだけでなく、塾のテキストで問題演習をすることで、理解・定着ができ、高得点を取ることができた。

これらのことから、

生徒たちに英語の学習の基本をきちんと身につけさせることが急務である。

「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能をバランスよく身につけるために、

英単語、英文法、英作文、英文読解、リスニング、スピーキングの演習量を増やす必要がある。

学校の授業だけでは足りないので、家庭学習でも英語の勉強量を増やすしかない。


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この記事を書いた人
滝沢進学塾

歳弘 明(としひろ あきら)
滝沢進学塾塾長(指導歴20年)
岩手県出身/盛岡一高卒/北海道大学農学部卒
勉強や受験で困ったときの強い味方。指導対象は小学生、中学生、高校生。塾長が学年や教科を横断的、総合的に指導するのが特徴。

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