岩手県公立高校入試中学生|高校受験

【2024岩手県公立高校入試】平均点・ボーダーライン予想

2024年3月7日(木)に岩手県公立高校入試の一般入試が実施されました。

滝沢進学塾が独自に2024年度公立高校入試の合格者平均点と合格ボーダーラインを予想しました。

2024年度公立高校入試の合格者平均点(確定値)と独自予想の結果です。

注意事項

平均点や合格ボーダーラインの予想数値は白ゆりテスト追跡調査や入試問題の分析などによって算出していますが、あくまでも予想の域を出ない数字ですので、各自の判断と責任でご活用ください。

【2024年度岩手県高校入試の平均点予想】

昨年(2023年度)の平均点は288点で近年では高い点数でしたが、今年(2023年度)は国語と英語がやや難化と分析し、281点前後とし、大きな変化はないと予想しました。

公立高校入試の作問は前年度の得点結果を踏まえて難易度の調整はしているようです。また、出題傾向は毎年少しずつ変化していますが、あまり大きな変化はないと考えてよいと思います。

教科別では、英語と国語の難化傾向、理科は易化傾向と予想しました。

国語では、抜き出し問題が減った一方、記述問題が増加したため、難化したと判断しました。出題形式の変更もありましたが、影響はないと思います。

英語では、リスニングで何問か難しい問題があったり、語句の抜き出し問題が増えたりしていることから難化したと判断しました。

理科では、記述問題が減少したことと難しい問題がいくつか減ったことから易化したと判断しました。計算問題も少し易しくなったと思います。

*詳細な問題分析については後日アップする予定です。

2024年度岩手県高校入試の合格ボーダーライン予想】

平均点予想と志願者倍率を考慮して合格ボーダーラインを予想しました。予想ボーダーラインより上回っているからといって合格になる確約はありませんので、一つの目安としてご活用ください。

盛岡一高
予想ボーダーラインは内申点+入試得点=800〜810
内申点は9割以上、入試得点は8割以上の受験生が多いのでボーダーラインの変動は少ない。今年の志願者倍率は昨年より低くなったのでボーダーラインも若干下がると予想しました。

盛岡三高
予想ボーダーラインは内申点+入試得点=775〜785
内申点は盛岡一高と同程度である一方、入試得点には幅があります。今年の志願者倍率は高くなりましたが、平均点は下がる予想なので、ボーダーラインは上がりますが、それほど大きくはないと判断しました。

盛岡四高
予想ボーダーラインは内申点+入試得点=690〜700
内申点が高い受験生が比較的多いですが、今年は志願者倍率が大きく下がったことと平均点が下がる予想なので、ボーダーラインは下がると判断しました。

盛岡北高
予想ボーダーラインは内申点+入試得点=650〜660
内申点や入試得点の幅が大きいことや志願者倍率が低いことから、ボーダーラインの変動は小さいと判断しました。

【平均点の算出方法】
・今年と昨年の入試問題を比較して1問ずつ難易度を分析しています。
・2023年度高校入試結果分析の公開資料に掲載している階層別得点率を参考にしています。
・比較する問題の配点が異なる場合や設問数が異なる場合は点数を調整しています。
・受験生の自己採点結果や受験した感想などを参考にしています。

【合格ボーダーラインの算出方法】
白ゆりテストの追跡調査の結果(推定値)、調整後の志願者倍率(確定値)、平均点予想(予想値)を利用して算出しています。


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この記事を書いた人
滝沢進学塾

歳弘 明(としひろ あきら)
滝沢進学塾塾長(指導歴20年)
岩手県出身/盛岡一高卒/北海道大学農学部卒
勉強や受験で困ったときの強い味方。指導対象は小学生、中学生、高校生。塾長が学年や教科を横断的、総合的に指導するのが特徴。

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