【高校生】定期考査の振り返りについて考える

高校生|大学受験

盛岡学区の多くの高校は定期考査(学年末考査)が終わりました。

結果はどうだったでしょうか?

定期考査の結果がどうだったかは大事ですが、点数に満足していないのであれば、自分の学力を上げるためにどうすべきかを考えましょう。

実際の定期考査はいつも同じ難易度ではないので点数が上下することはあります。

目標点が80点だったとしてもいつもより難しい内容であればその点数には届かないかもしれないです。

その時は平均点の変動を考慮して自分の点数が80点相当であれば良いとします。

ここで、もっとも大事なのは目標点に見合う勉強ができていたかということです。

80点を取る勉強と50点を取る勉強が異なることは誰でも理解できると思います。

いくら80点を取りたいと言っても、50点を取るくらいの勉強しかしていなければ、当然80点は取れないですよね。

いくら高い目標を立てたとしても、自らの学力や能力が足りなければ目標の点数に達することはできないのです。

そのためにも定期考査の振り返りや解き直しは必要であると言われています。

しかし、率直に言うと、定期考査の解き直しが有効なのは70〜80点以上の生徒に限られます。

70点以下の生徒は、一つの科目でさえ多くの間違いや分からない箇所があるので、限られた時間で全ての問題を解き直したり復習することは無理だからです。

途中で理解が不十分になり集中力もなくなって、時間をかけた分の学習効果はなかなか出にくくなります。

だから、定期考査で70点以下の生徒は考査の問題を解き直すよりも間違った問題や分からなかった問題に該当する箇所を教科書や問題集を使って復習する方が断然効果的だと思います。

そうして自分の学習能力を向上させることが定期考査の点数アップにつながるのです。

定期考査で目標とする点数を取るためには、学習能力を向上させることが大事であり、いかに短時間で理解できるか、問題が解けるか、覚えられるかを追求するための勉強の仕方を身につけるべきだと考えます。

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