直近のテストの成績を上げたいと思うのは、子どもだけでなく親も同じ気持ちではないかと思います。
しかし、直近のテストの勉強は意欲が高くなる一方、知識をしっかり身につける勉強ができなくなります。
なぜなら、テストが近いので残り時間が少ないにも関わらず、点数を取りたいので理解よりも暗記に頼ってしまうからです。
そうならないためには、長期的な視点に立ち、先手を打って、子どもに勉強させる必要があるのですが、家庭でも上手におこなうためのポイントをお教えしたいと思います。
①1週間の計画を立てて最終日に必ずチェックする。
②テストの点数より勉強のやり方を意識する。
③最初から子どもに大きな期待をかけないすぎない。
それでは、一つずつ説明していきます。
1週間の計画を立てて最終日に必ずチェックする
ここでのポイントは2つ。
「1週間単位の計画を立てること」
一日ごとに計画を立てると、少しでも予定がずれるだけでやる気をなくすので、1週間単位の計画を立ててることをおすすめします。
計画は教科ごとに立てます。
使う教材名(教科書、ワーク、問題集など)
ページ(何ページから何ページまで)
時間(どのくらいの時間でできそうか?)
それらを箇条書きにして終わったら線を引きます。
「必ずチェックすること」
毎日「勉強しなさい!」と言うのは、親子とも負担になるので、週に1度だけは必ずチェックして、子どもの怠け心を正してください。
テストの点数より勉強のやり方を意識する
テストの点数はそれに見合う勉強ができた時に目標を達成できると考えることが大事です。
最初に取り組んでほしいのは、
「教科書やワークの問題、解説を読むこと」
小さな声でいいので、子どもに教科書やワークを読ませてください。
これを習慣にするだけで理解する力が向上するはずです。
それから、
「問題を解いたら、すぐに丸つけをさせて、解説まで読ませること」
これをきちんと行うことだけで成績が大きく改善することがあります。
どうしても忙しいと適当に解いて終わりにしてしまう生徒が多い中、できちんとやるだけでも一歩前に出ることができます。
最初から子どもに大きな期待をかけすぎない
どんな子どもでも最初から思ったように良い結果が出るわけではありません。
勉強をした結果は最低でも1か月以上経たないと出てこないものです。
だから、最初から大きな期待をかけてしまうと、親子ともそのプレッシャーで良い結果が出ずにあきらめムードになりがちです。
親の心構えとしては、目の前で勉強している子どもはできなくて当たり前、できたらすごいという心持ちでいるのがちょうどよい。
テストで良い点数が取れるかどうかは結果論であり、勉強の過程をしっかりやらせ、勉強を継続させることを大事にしてください。
勉強を続けていれば、いつかは成績が上がることを信じて。
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